試験に受かる「論理力」を身につける方法
記憶にしっかり定着するためには理屈としての論理が必要なのです。
では仮に、百歩譲って丸暗記ができたとしましょう。
30~40ページ程度でまとまる範囲の内容の試験であれば、かなり上達すれば
丸暗記で頭の中に“一時的に”入れることができるかもしれません。
例えば大学入試で使えるのでしょうか?
頑張って数十ページを丸暗記したとしても、大学受験ぐらい科目が多くなってくると、次から次に
忘れていくので結局役に立ちません(体系的な理屈がないので短期間ですぐ忘れていきます)。
そもそもこのページをお読みのあなたのように、「論理力」に興味を持つような方が目指すのは
30~40ページ覚えて受かるような試験ではないでしょう。
もちろん、難易度の高い試験ほど参考書を丸暗記しただけでは到底歯がたたない、という致命的な問題もあります。
(例えば、仮に六法全書を丸暗記したとしても法律の理屈を深く理解していなければ司法試験には合格できません。)
結論としては、試験に合格するためにも、必ず理屈としての論理を踏まえて記憶していただきたいと思います。
そうしないと、記憶に長期間定着しませんし、応用問題は解けないからです。
そのために、なるべく早く論理力を磨いておくことをお勧めします。
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